こんにちは、水彩画・デジタルアートをかいています、ゆゆいアートです。
水彩紙に何回も鉛筆で描いたり消したりをくりかえしていると、紙が毛羽だってしまったり、傷んでしまったりすることがあります。
難しいモチーフを下書きする場合は、違う紙に下書きを描いて転写することをお勧めします。
簡単ですが説明させていただきますね!
下書きを薄目の用紙に書く
私はスケッチブック・コピー用紙を使用することが多いです。用紙はなんでも大丈夫ですが、薄目の紙が良いと思います!サイズが小さいな・・・と思うときはテープで留めて紙を繋いで使うこともできます。
紙の後ろを鉛筆で塗りつぶす
下書きを描いた部分の裏を鉛筆で塗りつぶして、それを更にティッシュでこすってください。
上からなぞります
描きうつす場所を決めて、マスキングテープで固定し、ボールペン等でなぞります。色がついている方が見やすいです。
強めになぞる方が良いですが、水彩紙がへこんでしまうことがあるので力加減は微調整してください。
マスキングテープは水彩用紙で使用できるものにしてください。粘着力が強いものは水彩紙を痛めます。また、水彩紙でも強度の弱い紙の場合は紙にダメージがかかります。一度試してから使用してくださいね。
濃く転写しすぎたら薄くします
練り消しでコロコロしてあげると、濃く描いてしまった下書きを薄くすることができます。
水彩画の下書きは薄い方が良いと思います。偶然にじみ等でできたラインを邪魔しないようにするためです。(絵の描き方は自由ですので、下書きを生かした絵の場合はこの限りではありません。)
最後に
下書きを違う紙に描いておくと、色を塗るときに失敗しても、また下書きから描き直さなくてよいので便利ですよね。
私はあまり下書きを詳細に描くことは少ないので、モチーフが動物や人物の場合以外は直接描くことが多いのですが、失敗したときは違う紙に描いておけばよかったな・・・と反省することが多いです。ひと手間かかってしまいますが、最初のうちは、もしもの時のために違う紙に下書きを描いておくことをお勧めします!
転写方法は他にもカーボン紙を使用したり、下から光を当てて透かす方法などがありますが、今回ご紹介した方法が紙以外に購入するものもなく、取り掛かりやすいと思いご紹介しました。ご自身のやりやすい方法でしていただけたらと思います。
読んでいただきありがとうございました!